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銀歯を全てセラミックにチェンジ!メリット&デメリットは?総額も公開!

少し前の歯科治療でよく使われていた銀歯

口を開けたときに銀歯が見えるのが気になったり、金属アレルギーの可能性に不安になったして、銀歯を除去しようと考えている人も多いのではないでしょうか。

私は数年前、口内にあった全ての銀歯を除去し、金属以外の素材…ハイブリッドセラミック、セラミック、ジルコニアに交換しました。

今回は、銀歯を除去するメリットやデメリット、かかった費用、銀歯を除去する必要性は本当にあるのか?など、備忘録を兼ねてブログに記していきたいと思います。

銀歯の除去や、セラミック治療を考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

銀歯を全て除去しようと思い立ったきっかけ

私が「口内の銀歯を全て除去しよう!」と思い立ったきっかけは、過食嘔吐による虫歯の増加で歯医者に通い始めたことでした。

過食嘔吐で歯が溶ける。歯の治療に70万かけた元・摂食障害が伝えたいこと大量に食べては吐くことがやめられない、過食嘔吐。 今でこそ普通に食事ができるようになった私ですが、かつては過食嘔吐に悩む女性の一人...

昔治療した複数の銀歯の下に虫歯ができてしまっていたので、まずはそれを取り外してから治療を始めることに。

治療が終わったあと、そこに再び銀歯を入れるか、それとも別の素材を入れるか…となった段階で、歯医者からは強くセラミックを勧められました。

透子
透子
当時通っていた歯医者は審美歯科に力を入れていたようで…(関連記事参照)。銀歯のリスクとセラミックの良さをアピールされました。

正直なところ歯医者にノセられてしまった感はありますが、当時の私が「綺麗な口元にしたいな」と思っていたのは事実です。

また、以前ネットで見かけた「銀歯でアトピーや肌荒れが悪化する人もいる」という情報も気になってはいました。

そんなわけで、これは良い機会なのかもしれないと思い、虫歯を治すのと並行して銀歯除去を進めていくことに決めました。

銀歯を除去するメリット

まずはじめに、銀歯を除去するメリットからお伝えしていきたいと思います。

そのあとでデメリットもご紹介しますので、しっかり比較した上で検討してみてくださいね。

見栄えが良くなる

銀歯を除去するメリットは、なんといっても見栄えが良くなることです。

口を開けたときや大きく笑ったときなど、キラリと光る銀歯が見えるのが気になる…という人も多いのではないでしょうか。

セラミックなどの白い素材に変えれば、銀歯のように治療跡が目立つことはありません。清潔感がアップすることで、印象も良くなります。

透子
透子
全ての銀歯を除去してセラミックに詰め替えた口の中を見たとき、本当に綺麗でとても嬉しかったのを覚えています。

「誰もそこまで人の歯なんて見てないでしょ!」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

普段からデンタルケアに気を使っている人は特に、他の人の歯も気になってしまうよう。相手に良い印象を与えたいときに、歯並びや歯の白さはかなり重要なポイントです!

金属アレルギー、アトピー、肌荒れを回避

銀歯の長期利用による金属アレルギーの可能性については、皆さんも噂に聞いたことがあるのではないかと思います。

体調が悪くなったり、蕁麻疹が出たり、口内炎ができたり…ひどい人だと喘息を引き起こすことも。

銀歯を除去することで、こういった症状が緩和されるケースは少なくないようです。

また、銀歯の除去によってアトピーや肌荒れが改善したという例も。

個人差があるので一概には言えませんが、アレルギー・アトピー・肌荒れに悩んでいる人は、銀歯を除去することで症状の原因が突き止められることもあるかもしれません。

銀歯の下の虫歯を見つけることができる

昔治療した銀歯が痛み出し、歯医者に行ったら虫歯ができていた…なんて経験はないでしょうか。

しっかりとした治療を受けたからといって、油断できないのが虫歯の怖いところです。

透子
透子
治療跡のほんの小さな隙間から虫歯菌が入り込み、銀歯の下でどんどん虫歯が悪化していく…というのはよくあるパターンのよう。

詰め物をセラミックに変えるにあたり、一度銀歯を取り外すことで、こういった隠れた虫歯を見つけることができます。

虫歯が悪化する前に見つけて治療することで、神経にまで達するようなひどい虫歯を防ぐことができます。

銀歯を除去するデメリット

ここでは、銀歯を除去した上でセラミックにかえるデメリットをご紹介したいと思います。

セラミックへの交換を考えている方は、こちらのデメリットもしっかり把握した上で考えてみてくださいね。

費用がかかる

銀歯をセラミックに変える一番のデメリットは、費用がかかることです。

銀歯は保険適用なので2,000円程度ですみますが、セラミックなどの白い歯は保険適用外なのでだいぶ高額になります。

ちなみに私が通っていた歯医者の場合は…

【インレー=詰め物/クラウン=被せ物】

◯ハイブリッドセラミック

セラミックとレジンを組み合わせた素材。セラミックやジルコニアより耐久性は低い。通常のレジンほどではないが、変色の可能性が高い。

インレー35,000円〜 クラウン不明

◯セラミッククラウン

陶材で審美性に優れている素材。本物の歯のような質感で、前歯などによく使われる。ジルコニアよりは割れやすい。

インレー50,000円〜 クラウン100,000円〜

◯ジルコニアクラウン

インレー70,000円〜 クラウン120,000円〜

丈夫で耐久性が高い素材。審美性に優れており、ほとんど変色もしない。詰め物や被せ物の中では最も高額になりやすい。

透子
透子
他の歯医者の価格もリサーチしてみましたが、だいたい似たようなものですね。価格は歯医者によって異なり、もっとリーズナブルな歯医者もあれば、高額な歯医者もあります。

ほんの数カ所ならまだしも、銀歯がたくさんある場合はかなりの費用がかかってしまいます。

お財布&自分の歯と相談しつつ、「いま銀歯をセラミックに変える必要が本当にあるのか?」よく考えてみてくださいね。

セラミックは割れやすい

審美性に優れたセラミックですが、その一方で割れやすいというデメリットがあります。

特に奥歯などの力がかかりやすい場所の歯は割れやすいため、セラミックは基本的に前歯に使われることが多いのですが…

透子
透子
私は勉強不足&医師の勧めにより奥歯にも数カ所セラミックを入れています。 これね……めっちゃ割れる。

奥歯に使っていたセラミックは、2本ほど割れました。割れたセラミックは使えないので、当然のように詰め替えになります。

奥歯を白くしたいのなら、セラミックよりも高価になりますが丈夫なジルコニアがおすすめです。

高いお金をかける=長持ちするとは限りませんので、銀歯以外の素材にするときは医師とよく相談しましょう。

削る範囲が大きくなる

セラミックの場合、銀歯などの金属製の詰め物に比べ歯を削る範囲が大きくなるというのもデメリットのひとつです。

割れやすいセラミックはある程度の厚みが必要になり、それをぴったり取り付けるために自分の歯を削ることになります。

透子
透子
もとから削る範囲の大きい虫歯ならまだしも、まだ健康な状態の歯を削るというのはなんとも…

自分の歯をなるべく長く持たせたいという方は、比較的削る範囲の小さい銀歯の方が良いかもしれません。

銀歯除去&セラミック交換にかかった費用の概算

過食嘔吐による虫歯の悪化で歯医者通いをした総額は約70万円ほど。

過食嘔吐で歯が溶ける。歯の治療に70万かけた元・摂食障害が伝えたいこと大量に食べては吐くことがやめられない、過食嘔吐。 今でこそ普通に食事ができるようになった私ですが、かつては過食嘔吐に悩む女性の一人...

そのうち、もともとある銀歯を除去し、そこにセラミックを詰めたOR被せた費用の総額は…

約40万円。

セラミックの相場を考えれば妥当な金額なのかもしれませんが、こうして計算するとやっぱり高いですよね。

当時の私は「ここまで来たら全部白い歯にしたる!!!」と半ばヤケクソ気味だったことを覚えています。

透子
透子
ほとぼりが冷めた今となっては「虫歯になってなかった銀歯はそのままにしてても良かったんじゃない?」と思ったりも…。

銀歯を除去してみて感じたこと。やって良かった?それとも…

高額な費用をかけて銀歯を除去した私。

口を開いたときに見える歯が白いのは気持ちが良いので、基本的には「やって良かった」と思っています。

お金をかけて治療してきたということもあり、デンタルケアにもしっかり気を使うようになりました。

しかし一方で、「ここまではやらなくて良かった」と感じている点もあります。

アトピーや肌荒れの改善を期待して銀歯を除去したものの、特に変化はありませんでした。なので、上の奥歯などの見えない場所は銀歯で十分だったかなと思います。

透子
透子
私の場合、アトピーや肌荒れに銀歯は関係なかったようです。スキンケアやシャンプー、シャワーヘッドなどを変えることで症状が改善されました。
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目的意識があれば銀歯除去はおすすめ!歯医者選びも慎重に

銀歯除去のメリットとデメリット費用などについてお伝えしてきました。

アレルギー源除去審美目的といった明確な目的がある方には、銀歯除去&セラミックなどの金属以外の詰め物がおすすめです。

ただ、歯の場所や噛み合わせによっては金属製の詰め物の方が良いこともあるので、そういった説明もきちんとしてくれるような歯医者を選びましょう。

健康な歯は、削ってしまったらもう二度ともとにはもどせません。理由もなく歯を削って、いたずらに歯の寿命を縮めてしまわないように気をつけましょう。