敏感肌&アトピーの私は、幼い頃からずっと肌の悩みを抱えてきました。
皮膚科に通ったり、敏感肌やアトピーに良いと言われる基礎化粧品を使ったり、体質改善を図ったり…。
アラサーになった今、試行錯誤してきた甲斐あってか、肌のコンディションはかなり落ち着いている状態です。
「肌が綺麗だね」なんて言ってもらえる機会も増えました。
これからこのブログで私が使っているスキンケアをお伝えしていくにあたり、まず私の状態を知っていただければと思います。
Contents
私の肌トラブルの歴史

私の今までの肌トラブルの歴史と、これからこのブログでご紹介していくスキンケア用品が、同じような悩みを抱えている女性の参考になれば幸いです。
兄弟全員アトピー。「皮膚科通いは一生続く」と覚悟していた頃
我が家は3兄弟全員がアトピーでした。アレルギー体質って、遺伝するんですね。
とくに症状がひどかったのが、肘や膝の関節。
かゆみに耐えきれずにガリガリとひっかく。膿が出る。するとまたかゆくなって、さらにかきむしる。この繰り返しでした。
皮膚科に通院はしていたのですが、そこの先生はステロイド非推奨派だったらしく。
田舎だったので病院の選択肢も少なく、かなり濃度の低いステロイド薬でなんとかしのいでいました。
思春期に入りスキンケアに興味を持ち出すも、ドラッグストアで買えるような手頃な化粧水や乳液は肌に合わず。もれなく肌荒れを起こしていました。
大学で一人暮らしを始めるにあたり、アトピーに強い皮膚科に通い始めてからは、強めのステロイドのおかげか症状が安定。
とはいえ、合わない化粧品を使ったり、薬をサボったりすると、一発でアウトです。
また、大学からメイクを始めた私にとっては、合う下地やファンデーションが見つからないというのもかなりのストレスでした。
新しいコスメが出るたびに盛り上がる友人たちとは違い、私がコスメを選ぶ基準は「肌荒れしないこと」一択。
こんな肌じゃまともにオシャレも楽しめない…とがっかりしたのを覚えています。
かゆみに耐え切れず会社を辞めた過去
大学を卒業し、東京の企業に就職。
この頃、慣れない水のせいかストレスのせいなのか、アトピーが最高潮に悪化しました。
とにかく辛かったのが、耐えず襲ってくる強烈なかゆみ。
デスクに座っていても、人と話していても、ご飯を食べていても、ずっとかゆいんです。
この頃、大学時代から継続して強めのステロイド薬を出してもらっていたのですが、なぜかどれも効かない。
飲み薬も処方してもらっていたのですが、効果はなく、副作用の眠気ばかりが襲います。
かといって夜はかゆくて眠れずに、気づけばまた朝が来る…。
仕事に集中できない自己嫌悪と激しいかゆみでノイローゼ状態になり、知人から紹介してもらった心療内科を受診することに。
そこで「うつ、ADHDの疑いあり」と診断された私は、新卒で入った会社をたった3ヶ月で辞めました。
ありがたいことに休職のお話もいただいていたのですが、「こんな役立たずの私が休職なんておこがましい…」と、謹んでお断りしました。
何よりそのときの私の頭の中は、「かゆくて頭がおかしくなりそう」「湿疹だらけの醜い顔を見られたくない」でいっぱい。
自分の進退を真剣に考えられるような余裕はなかったのです。
紫外線アレルギーで日焼け止め必須
とある夏の日。
友達と丸一日外に出かけて帰ると、顔中に虫刺されのような発疹ができていました。
触ってみると、顔全体がじんわりと熱をもっています。そして言わずもがないかゆい!
私にとって肌荒れは日常茶飯事なのですが、いつもとは様子が違う気がして、次の日に皮膚科を受診。
原因は諸説あるようですが、20〜30代くらいで急に発症する女性が多いようです。
とはいえ私の発疹が出る場所は顔のみで、他にも露出していた腕や首、脚などは平気。
「アレルギーなら日が当たる場所すべてに出るのでは?」と思ったのですが。
先生曰く「薬で皮膚が薄くなっているところや、特別弱い箇所にだけ出る場合もある」とのこと。
真相は定かでありませんが、日焼け止めは1年中欠かさないよう気をつけています。
スギ花粉によって荒れまくる肌
春になると毎年肌荒れを起こします。
触った感じはガサガサ。
肌の全体的な赤み。
虫刺されのような発疹。
そしてチクチクと刺すようなかゆみ…。
かゆみを抑えるヒスタミン剤を飲み、マスクをしていれば、少しはマシという程度。
洗濯物に花粉がつかないよう、春は室内で洗濯物を干しています。
皮膚科で血液検査をしてもらったところ、私はスギ花粉に特別弱いことが判明。
この血液検査、自費診療でお安くはないのですが(1万円位)自分も知らなかったアレルギーが見つかることもあるようなので、おすすめです。
合わない化粧品やシャンプーを使うと一発でアウト
「最近肌も落ち着いてるし、新しい化粧品に挑戦してみようかな♡」と定期的に調子に乗る私。
その都度、「余計なことしなきゃよかった…。」と打ちのめされます。
私の場合、合わない洗顔料、基礎化粧品、ファンデーション、日焼け止め、ボディクリーム、シャンプーなどを使うと、ほんの一瞬で肌が荒れます。
値段とかブランドとか無添加とかオーガニックとか口コミとか関係ありません。
そんな私が今使っている基礎化粧品、シャンプーなどはこちらの記事をご覧ください。



季節やその日のコンディションにもよるのですが、今のところのスタメンをご紹介しています。
現在のお肌の状況

紆余曲折ありながらも、現在の肌はかなり落ち着いている状態です。
一番ひどかったのが社会人1年目で、仕事を辞めて家に引きこもりつつ皮膚科に通ううち、徐々に良くなっていきました。
今も季節の変わり目やホルモンバランスの崩れによってお肌が荒れることはありますが、これは私に限ったことではないと思います。
とりあえず、「かゆすぎて頭がおかしくなりそう!」みたいなことはなくなりました。
ストレスや外的刺激が少ないのが大きい?
在宅での仕事を始めてから、肌の調子がてきめんに良くなりました。
聖人のような夫と暮らし、自分の好きな仕事をしつつ、花粉や日光に晒される機会が少なくなったこと。
これが肌が落ち着いた理由なのかな?と個人的に思っています。
皮膚科への通院は欠かせない
状態が落ち着いているとはいえ、たまに肌荒れが起きることもあるので、いまだに皮膚科から処方された薬は使っています。
薬に頼らずに生活できればそれが一番良いのかもしれませんが、私は薬と仲良くしていく道を選びました。
とはいえ、最強レベルのステロイドを含む何種類もの薬を使っていた頃に比べれば、大きな進歩です。
そもそもステロイドは、使い方さえ間違えなければ悪い薬ではありません。
一気に直す&あとは保湿でケアしていくという方法が、私に合っていたんだと思います。
様子を見つつ様々なコスメに挑戦中
今使っているスキンケア用品たちは、今の私にとってはベストです。
しかし、「もっと自分の肌に合うものがあるかも!」という期待もまだまだあります。
私の今までのスキンケア選びは、「刺激にならないこと」「かゆくならないこと」が基準でした。
ここからランクアップして、肌の調子が良いと感じられるものを見つけたいと思っています。
お肌に悩みを抱えている女性たちへ

私はかねてから、肌に何の悩みもない人がすすめる化粧品ではなく、肌のことで苦しい思いをしたことがある人が実際に使っている化粧品が知りたいと思っていました。
そもそも、私のように深刻な肌の悩みを抱えている人って、何もいきなり1から10の状態に持っていきたいわけじゃないと思うんです。
私の場合は、マイナスからせめて0の状態に持っていきたかった。他の女性たちと同じような、ごく普通の肌になりたかったんです。
身体中を薬でべたべたにしていた私が肌を褒められるようになるなんて、予想だにしていませんでした。色々と辛い時期もありましたが、諦めないで良かったなと思います。
今後このブログでは、私が使っているスキンケア用品やヘアケア用品について、随時お伝えしていきたいと思います。
個人差や合う合わないもあるかと思いますが、このブログが肌荒れに悩む女性の参考になれば幸いです。