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女性がいない職場で働きたい! 男性だけの会社に転職したらストレスが激減した

職場の人間関係…特に同性である女性の同僚との付き合い方で悩んでいるという女性、結構多いのではないでしょうか。

私もその一人でした。

「何であの女の先輩は私を目の敵にするんだろう…。」

「今日も無視されるんだろうか…普通に仕事がしたいだけなのに…。」

毎日こんなことを思いながら出社していました。

そんな私が転職先に選んだのが、女性が一人もいない会社でした。

今回は、私が女性のいない職場で働きたいと思った理由と、男社会で働いて感じたメリットについてお伝えしていきます。

「男性しかいない職場」を条件に転職した理由

給与、アクセス、業務内容、残業の有無、会社のブランド力…などなど、転職するにあたり重視する条件は様々ですよね。

当時の私が重視していた条件は、同じ部署に女性社員がいないことでした。

まず、私がなぜ男性しかいない職場を選んだのか、その理由をまとめてみました。

同性の同僚に嫌な思い出があった

私は以前、IT系の会社で総務として働いていました。

透子
透子
これは私の職歴でいうと2社目になります。下記記事のニート期間を経た後で転職したのがこの会社です。
新卒3ヶ月で退職、6ヶ月ニート。楽しすぎた無職期間と転職活動の記録私には、新卒で入った会社をたった3ヶ月で辞め、その後6ヶ月間ほど無職生活を送った経験があります。 今回は、そんな私が会社を辞めた理...

私の所属していた総務部は、全部で6人。全員が女性でした。

ここで出会った女性たち、特にそのうちの一人の先輩が、今日に至るまでのトラウマとなります。

透子
透子
やった〜!同い年くらいの女性と一緒の部署だ〜!!

しかし、現実は思うようにはいきません。

はじめこそ好意的だった彼女ですが、徐々に私に対して冷たく当たるようになりました。

彼女に話した話題は全て社内に筒抜け。あることないこと噂にしてばら撒かれる。大きな声で嫌味を言われる。デスクを蹴られる。無視をされる…。

そして、その状況に気づいている他の上司と先輩は見て見ぬ振り。

毎日泣きながら家に帰っていました。

改善したと思われたうつ症状のぶり返し、不眠症、摂食障害の悪化、電車の中での過呼吸などが重なり、心療内科で安定剤をもらっていたのもこの頃です。

透子
透子
後から聞いた話によると、私が入社する前に辞めていった女性社員も、この部署の人間関係が原因で退職したのだそう。

「合わせること」が苦痛だった

自分で言うのもなんですが、人当たりは良い方だと思っています。

件のIT会社勤務時代も、他の部署の女性たちとは仲良くさせてもらっていました。

透子
透子
ただ、とにかく疲れる…!

特にしんどかったのが、ランチの時間です。

大学時代からの摂食障害も相まって、私は人と一緒にご飯を食べるのが苦手でした。

過食嘔吐で歯が溶ける。歯の治療に70万かけた元・摂食障害が伝えたいこと大量に食べては吐くことがやめられない、過食嘔吐。 今でこそ普通に食事ができるようになった私ですが、かつては過食嘔吐に悩む女性の一人...

食べ物を口に運ぶタイミングがわからなかったり、咀嚼音が気になったりと、自分の食事している姿を見られるのが苦痛だったんです。

次に働くなら、一人でランチを食べられる職場がいい。

そう思って、毎日連れ立ってランチに行く習慣の少なさそうな、男性だけの職場を選びました。

女性のグループ化が苦手だった

女性が数人いれば、その中で必ずグループが生まれます。

どの派閥に入るかを求められ、どこにも所属していない人はハブられるのです。

衝撃だったのが、いい年をした大人の女性が、「あの子は生意気だから無視しよう」と平気で言うこと…。

透子
透子
思春期か!!!!!!!!!

中学校くらいのときこういうのあったよなあ…と思いつつ、だからといって一匹狼になる勇気もなく。長いものに巻かれてしまう自分に自己嫌悪をする日々でした。

男性だけの会社で働いて感じたメリット

透子
透子
この職場は無理!逃げでもなんでもいい!私は弱い!たぶん人より結構弱い!頑張れない!お疲れ様!解散!

それ以上働いていたらさらに病む自覚があったので、大急ぎで新しい仕事を見つけ転職した私。

新しい職場は小さめの規模の会社で、オフィス内に女性は私一人だけという環境でした。

ここでは、男性だけの職場で働いて感じたメリットをお伝えします。

女性の多い職場で疲弊してしまっている女性は、私のように環境を変えることでストレスが軽減されるかもしれませんよ!

良い意味で距離を保てる

お互いに一定の距離以上には踏み込みません。

以前に増してセクハラ・パワハラ問題が騒がれ出した時期ということもあり、お互いに「近づきすぎるとろくなことにならない」と思っていたせいもあるかもしれません。

とはいえ決してよそよそしいわけではなく、仲は良好な方だったと思います。

仕事終わりに飲みにいったりすることも多々ありましたし、休憩中の雑談で盛り上がることもしばしば。

とはいえ、お互いのプライベートなど深い話をすることはありません。

前職で自分のことを話しすぎると痛い目に合うと学んだ私にとって、この環境はとても居心地の良いものでした。

男性たちは基本優しい

「甘えたこと言ってんじゃねえ!」と思われるかもしれませんが、私的にはこれが結構大事で……。

透子
透子
息を吸っているだけでも褒めて欲しい人間だから

基本的に男性陣は唯一の女性である私を気遣ってくれました。

重いものを運ぶ時に手伝ってくれたり、残業をしているとコーヒーを淹れてくれたり、「ありがとう」「助かる」と声をかけてくれたり。

前職のこともあり、団体の中で働くことに不安を感じていた私にとって、この環境はとてもありがたかったです。

透子
透子
もちろん仕事面で甘やかされることはありませんでした。人間関係は良かったのですが「上司怖え!!!社長も怖え!!!仕事やめてえ!!!」と思ったことは何度もあります

嫉妬や悪口とは無縁

男性社員は基本的に、思ったことをその場で言ってくれる人が多かったです。

「喧嘩売ってる!!!!??」と思うようなことを言われるようなこともありましたが、影で悪口を言われることに比べたら屁でもありません。

透子
透子
ちなみに明らかに理不尽な内容の時は私も普通に言い返していました。だからといってお互いに尾を引かないのもGOOD

もちろんそれぞれ相性の良い悪いはあるようでしたが、だからといって人数を集めて悪口をいうようなことはありませんでした。

会社で働くなら、内容よりも環境重視で

みなさんは仕事を決めるとき、仕事内容を重視するでしょうか。それとも、人間関係などの環境を重視するでしょうか。

私が臨んだのは、後者でした。

女性の少ない職場を探すにあたり、応募の際に意識していたのは以下の2つ。

・スタートアップベンチャーや社員数が20人以下の会社の事務・総務・経理を狙う

・建築関係や不動産など、男性が多そうな職種を選ぶ

透子
透子
小さめの会社だと「事務は女性一人だけ」というパターン、結構ありますよね。

上記2つに加えて、社内に女性はいてもOK、でも部署内に女性はNGという条件で転職活動をしていました。

人数比などの詳細は、面接でしてもおかしい質問ではないので、気になる方はぜひ聞いてみてくださいね。

ちなみに男性しかいない職場の場合、こちらから質問をせずとも、「男性ばかりの職場ですが大丈夫ですか?」と聞いてくれることが多かったです。

私とは逆に、男性しかいない職場を敬遠する女性もいるようですね。

透子
透子
狭い事務所内に男性と二人きり、というシチュエーションに不安に感じる方にはおすすめできません。

おわりに

私は女性の多い職場から逃げました。

女性の多い少ないに職場の良し悪しは関係ありませんが、女性社員とのトラブルが原因で転職活動をしていた私にとっては、「前の職場と違う環境(女性のいない職場)で働くこと」が最優先でした。

やりたい仕事が明確でないのなら、このようにいかに自分が快適に働ける環境かという基準で仕事を選ぶのも良いのではないでしょうか。